皆さんこんにちは!
大阪府淀川区を拠点に建築資材搬入業・運送業・内装業・上棟大工など多岐に渡る事業を手掛けている
SOUL MARK株式会社、更新担当の富山です。
目次
― 現場の「最初の一歩」を支える段取りのプロ ―
建設現場や改修現場では、材料・機材・工具などを安全かつ効率的に現場へ運び込むことが求められます。
そのために欠かせないのが「搬入ルートの確保」です。
現場の入口から作業エリアまでのルートを事前に確認し、
どの経路で、どのタイミングで、どの機材を運ぶかを計画する――
これは、単なる“荷物運び”ではなく、現場全体の安全と効率を左右する重要な業務なのです。
事故防止:狭い通路や階段での衝突・落下を防止
効率化:スムーズな搬入で工期の遅れを防ぐ
品質維持:資材の破損・汚損を防ぎ、品質を保つ
周囲への配慮:周辺住民や他業者とのトラブルを防ぐ
現場では多くの職人や業者が同時に作業しています。
そのため、搬入ルートが整っていないと現場が混乱し、工程全体が止まることもあります。
搬入計画は、いわば「現場を動かすための交通整理」なのです。
まずは現場の通路・階段・エレベーター・搬入口の寸法を確認。
資材のサイズや重さを把握し、搬入が可能かをチェックします。
階段の幅、高さ、手すりの有無
通路の曲がり角の角度
床の強度や荷重制限
搬入車両の停車スペース
現場によっては、クレーン・リフト・台車などの機材も検討します。
現場の構造を把握したら、実際に最適なルートを選定します。
“最短距離”が必ずしも“最適”とは限りません。
床を汚さないようにシートを敷く
通路の角で資材が当たらないように緩衝材を設置
天井の高さ制限に合わせて搬入角度を調整
場合によっては扉の取り外し・仮設スロープの設置なども行い、
現場に合わせた臨機応変な対応が必要です。
搬入当日は、誘導員の配置・声かけ・安全確認が欠かせません。
人と資材が交差する現場では、ほんの一瞬の油断が事故につながります。
作業員同士の声の連携(「止まれ!」「進め!」など)
重量物搬入時のチーム作業
周囲の歩行者や近隣への安全配慮
「安全を最優先に、確実に運ぶ」――
それが搬入ルート確保の使命です。
搬入ルート確保の仕事は、単純な力仕事ではありません。
現場を俯瞰して考える段取り力・判断力・チーム連携が求められる、まさに“現場の司令塔”です。
他業者との連絡調整
天候・車両状況に応じた臨機対応
図面を読み解き、最適な搬入動線を組み立てる
現場をスムーズに動かす“裏方のプロフェッショナル”。
この仕事があるからこそ、職人たちは安全に作業を始められるのです。
🌟 現場のスタートをつくる仕事。
それが「搬入ルート確保」の真のやりがいです。
搬入ルートの確保は、工事の安全と効率を守る“見えない基礎工事”。
準備と計画の精度が、現場全体のスムーズな進行を支えます。
🔹 「資材が届く=現場が動く」
その舞台裏を支えているのが、搬入管理のプロたちです。
次回もお楽しみに!
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大阪府淀川区を拠点に建築資材搬入業・運送業・内装業・上棟大工など多岐に渡る事業を手掛けております。
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